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もっと仲良くなりたい!

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先日、北関東方面のとある小学校で、インプロワークショップをやってきました。

ちなみに、皆さん、文化庁「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」をご存知ですか?
文化芸術に触れたり、実際の実技者の指導や講和を受けることで、
将来の芸術家の育成や国民の芸術鑑賞能力の向上につなげるとともに、子どもの発想力やコミュニケーション能力の育成を図るというもの。
インプロジャパンでは、昨年から文化庁や文科省の派遣事業の一環として、学校からワークショップの依頼をいただくことが増えてきました。

今回もその一つです。

前置きが長くなりましたが、今回の対象は小学6年生。
3クラスをクラスごとに、夏休みまで、毎月1回、合計3回のインプロ教室を行います。

この学校は毎年クラス替えをしていて、初回のこの日は、新しいクラスになってまだ1カ月が過ぎたばかりといったところでした。


『コミュニケーションについて、勉強する時間』

そう聞いて、教室から移動してきた児童の皆さんの表情はちょっぴり緊張気味。
(どんなことやるんだろう?)
そんな不安もあったのかもしれませんね。
でも、そんな表情もあっという間に吹き飛びました。

はじめに、皆に、私達の即興のお芝居を観てもらいました。
そして、皆に観た感想を聞いてみました。

「一緒にやっている人に、自分が何を伝えたいか、はっきりと伝えていた」
「ノリがよくて、協力している感じがした」
「他の人が言っていることをよく聞いていた」
「他の人が次に繋ぎやすいようにしゃべっていた」
「発想力がすごい!」
などなどなど。

さすが、6年生。
素晴らしい観察力です!
この頃には、皆、目をキラキラさせながら、姿勢が前のめりになっていました。
そう、教室に入ってきた時の緊張した表情はどこへやら(笑)。
その表情からは、ワクワクしている様子が伝わってきました。

その証拠に、この後実施されたインプロはどの瞬間もお盛り上がり。
子ども達のエネルギーは落ちることなく、皆が一緒になって、
「自分」を発揮しながら、一つのことに取り組む。
そんな時間となりました。

盛り上がった最初のクラスが終わると、それは他のクラスにもあっという間に伝わります。
噂を聞いた次のクラスでは、ニコニコして教室に入ってくる児童が増えていました。


この日行った3クラス。
どのクラスもインプロのゲームをする中で、個々がどんどんと変化し、授業終了時には、それが交わってクラスが一つのオリジナルカラーが生まれてきました。

そして、各クラスとも、終了後には、今度はインプロをやってみての感想を聞いてみました。

彼らが自ら体験して思ったこと。
それは、飾りのないとても素直な言葉で、人と関わっていく中で、
大切なことばかりでした。

・協力していると何だってできる。
・恥ずかしがらずになる行動するのって大事。
・ノリって大事だ!
・何でも、チームワークが大切!
・まだこのクラスになったばかりだったけど、今日で皆と仲良くなれた。
・コミュニケーションって難しいと思っていたけど、こうやってやってみると面白かった。
・できないことも頑張ればできる。
・・・

どれも素敵な言葉ばかりでしたが、私が一番心に残った言葉、
それは、

「いろんなことを皆と協力してみて、もっともっと皆と仲良くなりたい!って思った」

です。

出会うこと、関わることで大切なものって見つかるんだなぁと子どもの言葉が改めて教えてくれました。
これからも色々なものと出会って、関わって、自分の宝をたくさん見つけてほしいと思いました。

今月末、運動会があるそうです。
インプロで培ったチーム力で、各クラスのカラーを大いに発揮して、頑張ってくれるでしょう。
そして、また一段と結束が強くなった皆さんと来月会うのが楽しみです。

子ども達の願い

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先日、初めて、民営の学童保育でインプロワークショップを実施させてもらいました。

集まったのは、3歳時~中学生まで。

遊びの延長から、最後は皆でオリジナルのお話創りをしました。

インプロのお話創りは、机に向かって一人で創るのではありません。

即興で創っていくので、皆で身体を動かして、本当にその世界に飛び込んでいきます。

なので、時に海を泳いだり、時に悪者と戦ったり、身体を動かして表現していく中で、架空の世界がリアルに想像され、その先のストーリーが生まれていきます。


この日、最後に出来上がった物語は、子ども達の願いが込められていたように感じます。

お話の内容は、「ミリュフコイ」という宝石を探す旅でした。

「ミリュフコイ」って何だか知っていますか?
知るはずがないですよね。
子ども達が創った架空の宝石なのですから。

ここで、その物語の内容をご紹介しましょう。
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「ミリュフコイ」
それは、この世にあるといわれている宝石。
触ると恋心が生まれ、愛で溢れるという宝石である。

子ども達は、この宝石を探しにある島に冒険に行きました。
何故、彼らがこの宝石が欲しいかと言うと、彼らが住む国では、
大人達がケンカをしてばかり。
なので、子ども達は、そんな大人達がこの宝石を触って、ケンカをやめてほしいと思っていたのです。

宝石を探す旅は大冒険でした。
イカダをつくって、皆で漕いだり、途中、猛獣が現れて皆で水鉄砲で対抗したり、、、。

なんとか宝石を手にした彼らは、皆で協力して、やっとの思いで、自分達の国に戻ってきました。
大人達を集め、輪になり、その中心に宝石を置き、皆で触りました。
すると、宝石は今まで見たことのない光を発し、彼らの手から離れ、空高く浮遊し始めました。

そして、光はどんどんと大きくなり、まるで空全体を覆うかのような光を発しました。

その光は、その国だけでなく、世界に広がり始めたのです。

こうして、子ども達のおかげで、世界中の人々が愛に溢れ、
ケンカをしなくなり、地球上から戦争がなくなったのでした。

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初めてインプロをやった子ども達と創った話です。
それも、3歳児~中学生という異年齢で、一緒に創った物語です。
素敵じゃないですか?

インプロは即興で創っていくので、自然とそこに子ども達の願いや想いが反映されていきます。
そして、それぞれがお互いのアイデアを受け入れて創っていくので、願いが形となっていきます。


90分という短い間でしたが、彼らとインプロを通じて遊ぶ中で生まれた世界。
それは、我々大人達にとっても、かけがえのない世界となりました。

この日出会った子ども達に感謝の想いを「ミリュフコイ」に込めて、届けたいと思います。

仲間づくり

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先日、都内にある某大学の新入生向けに行われたインプロワークショップ講座。

3学部10学科を12クラスに分けて、総勢約1400名近くの学生達とインプロを通じて、交流を図ってきました。

入学式を終えて、3日目という彼ら。
希望と夢を胸に、新しい学生生活にワクワクドキドキしていることが、教室に入ってくるその姿から、感じられました。

隣にいる人は、知らない人。
これから、仲間となり、同志となるかもしれない人かもしれないけど、話しかけることもなく、目を合わせることもなく、
コミュニケーションとることもなく…。
物理的な距離は近くても、心の距離がまだ遠い。
といったところでしょうか。

彼らにとっては、まだ新生活が始まったばかり。
当たり前の状況かもしれませんね。


その中で行われたインプロだったのですが、90分の講座内での彼らの変化から、
この日、改めてインプロの凄さを知ることとなりました。


今回、彼らには、はじめにインプロの劇を見てもらいました。
そこで、行われる即興のコミュニケーション。
全てが受け入れ合い、楽しみ合う関わりから生まれる即興劇。

それを見て、大笑いする学生達。

そして、次は彼らの番です。
見ている中で、「楽しんで関わるコミュニケーション」への興味関心が生まれた彼らは、
この後、行ったインプロのワークで、一つ一つの関わりや行動を自然と楽しんでいたようです。
ついさっきまで、横にいた他人と、ハイタッチをしたり、大笑いして関わることを楽しむ姿がその証拠でした。

終了後には、一人で教室に入ってきた学生達は仲間となって退室し、
また、赤外線で連絡先交換をしている姿も多く見られました。


コミュニケーションは楽しい。
コミュニケーションは未来を創造する。

インプロは、新しい環境で新生活をスタートさせる彼らに、
それを伝えてくれました。

これからの学生生活で、仲間達と様々なことに挑戦し、そこから学び、
多くのことを習得してくれることを願っています。

キッズ達のイエスアンド

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インプロは、即興なので、台本や打ち合わせなどないんです。
それでも、創造していくのです。

「創造する」
ということは、

「破壊」
ではなく、
「生産」
です。

なので、インプロの大原則は、「イエスアンド」。
まずはイエスで受け入れ、
アンドでそこに自分のアイデアを足していくということを
していきます。

そこに、「否定」は存在しないのです。

まず「イエス」。
それって、結構むずかしそうですよね。
でも、「面白そう!」って思ってみると、案外乗れるんです。


キッズクラスのメンバー達を見ていると、経験を重ねるごとに、
「面白そう!」という感覚が当たり前となり、他のお友達が言ったことを、面白がって関わっていることが分かります。
そして、それが彼らだけのオリジナルの物語を創っていきます。


先日のクラスでも、彼らは天使となって、スカイツリーをデコレーションし、人々をあっと驚かせ、人々が幸せな気持ちになったというお話を創ったのですが、スカイツリーをデコレーションしているときのノリのよさは、素晴らしかったです!

結果、天辺からシャボン玉に入れた日本の四季を感じさせる花びらが舞い散り、それを雷の光を利用して照らすことで、人々はそれを愛でて幸せな気持ちになるスカイツリーが誕生しました。
ちなみに、雷は思いもよらぬ出来事でしたが、彼らは「それはちょうどいい!ならば、使っちゃえ~!」と言って、雷を蓄電し、花びらに向かって放電し始めたのです!


誰がどんなアイデアを言っても、「それいいね~!」と乗ってきてくれるので、一人ぼっちになることはありません。
そして、それが癖になっているので、メンバー達は休憩時間も、いつも皆で遊んでいます。

そう、キッズクラスの子達は、身についたイエスアンドで、違いを面白がれるので、誰も仲間外れにしません。
学年が違っても、考え方が違っても、性格が違っても、一緒になって遊ぶことができるのです。


そんな彼らを見ていると、友達っていつでもどこでも簡単にできるんだって思います。


間もなく4月。

入学、クラス替え、、、

新しいお友達をつくるチャンスが訪れます。

たくさんの学校で、彼らのように、
「いいね~、面白そう!」と一緒に遊んで、新しいお友達をつくる子ども達の姿が見られることを願っています。

経験を重ねてきたキッズ達が見せてくれたもの

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★次回のキッズクラス★
日程:3月25日(日)13:30~15:00
場所:インプロジャパンスタジオ
対象:小学生
受講料:1575円
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間もなく、新年度が始まります。
4月からの新1年生は、初めての学校生活を前に、
ドキドキワクワクしているかもしれませんね。

キッズクラスも、この時期、4月から小学校に入学する
お子さま達のご父兄からの問い合わせが増えてきます。

先日のクラスでは、早速、就学を控えた初々しい子ども達が加わり、
小学生のお兄ちゃん、お姉ちゃん達と一緒に、素敵な物語の世界をたくさん創ってくれました。

下級生が入ってくると、それまで弟分、妹分だった子ども達も自然としっかりしてきますね。
小さい子たちが戸惑っていると、率先して動き、後から入りやすいように、分かりやすく表現したり、
また、とにかく自由すぎるくらい自由な(笑)園児達のやりたいことをうまくサポートして、
形にしてあげる姿も随所で見られました。

そこに、彼らの交流を助ける大人の言葉など要りません。
ただ、一緒に「インプロ」で作品づくりをする中で、経験者である小学生達が、即興でお話を創るのに
大事なことを自然と実践し、
その自発的な関わり方が、理想の異学年交流を生みだしていたのだと思います。


そして彼らからは、最近、インプロ経験の積み重ねからの著しい成長にも喜びを感じています。

■自分で考えるようになった姿。
■自己主張をできるようになった姿。
■やりたいことを、明確に表現できるようになった姿。
■他の子のやりたいことをサポートできるようになった姿。
■他の子のアイデアが自分と違うことを楽しみ、瞬時に自分からも新しいアイデアを言えるようになった姿。
■一つの言葉やきっかけから、すぐに物語全体を想像できるようになった姿。


そう、メンバーの中には、10分近くの物語のストーリーテイラーをできる小学生もいるんです!
彼は、インプロはじめて3年。
彼が、架空の物語のタイトルから、そのお話がどんな世界かということを明確に表現し、
他のメンバー達がそれを即興の演じると、また、それを使って、
その先の物語を紡いでいくのです。
私も講師という職を忘れ、つい観客として楽しませてもらっています(笑)


先日のクラスの最後も、全員が個々が持つそれぞれの素敵な部分を十二分に発揮して、
戦争で父母を亡くし、一人寂しく城に住む「アドリーナ妃」の物語が即興で創ってくれました。

ちなみに、このお話にはタイトルすらありませんでした。
一人の子が、「私はプリンセスです」と言って舞台の中央に立ったところから、
この物語は誕生しました。

物語の内容はというと・・・。

実は、戦争で父母を亡くしたのは悪い魔女の仕業で、ある日、魔女の使いとなったコウモリが
妃を偵察に城に来た時、城にあった水晶が突然コウモリに反応して、光を放ち出し、
コウモリにかけられた魔法を解いてしまう。
するとそこには、母の姿が・・。
実は、この国の支配をねらった魔女が、戦争を仕向けた上、父母を
支配下に置いていたのでした。


想像力溢れるこんなお話を、彼らはもちろん打ち合わせもせず、お互いのアイデアを楽しみながら、
その世界をあっという間に創ってしまいます。

彼らの中には、
「~ちゃんがこんなことしたから、もうこのお話はできない」
「そんなお話、無理~。ありえない~」
という感覚は、到底ありません。

誰がどんなアイデアを出しても、それが物語の大事な要素として、誰かが使ってくれます。
だから、怖がらずに自分の思ったことを表現できます。
だから、自分も他の人のアイデアを使ってみようと思います。
だから、一人として、置いてけぼりになったり、仲間外れになったりしません。

みんながいたからできたお話。

彼らは、みんなで一緒に即興の創作活動を行う中で、どうしたら、いかに面白い自分達だけのオリジナルのお話が
できるかを、自らの経験でよく分かっているのです。
それも、頭ではなく、身体で心でそれを感じ取る体験を繰り返しているのです。

なので、回を重ねるごとに、彼らの中に眠る力と出会うことができるのでしょう。
そして、一人のインプロプレイヤーとしても、どんどんと頼もしくなってきました。

新年度が始まると、インプロを始める新しいメンバーや新1年生が
入ってくることでしょう。

彼らが、「インプロ」でどのように関わり合って、どんなお話を創ってくれるのか、
今後も楽しみです。

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