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インプロワークショップ報告

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「ジュニアリーダー」という言葉をご存知でしょうか。
子ども会を中心に、地域活動を行う青少年の方達のことです。

ここ最近、地方自治体や子ども会の方々から、ご連絡をいただき、
「ジュニアリーダー」の方達向けに、インプロワークショップを
行うことがあります。

先日、ある子ども会連絡会で行われました「インプロワークショップ」では、
定年を過ぎていらっしゃる役員の方達とジュニアリーダーの皆さんが
一緒にインプロをやる機会がありました。

ある70代の役員の方が、終了後に次のようなコメントを
皆の前で発表してくださいました。

「今まで、この会で長年やってきて、どんなことでも上から目線だった。
今回も上から目線で参加してみたら、ついていけていない自分がいた。
今まで、私が一番と思って、この会でやってきたが、それは良くないこと。
私の言うことを聞いていれば大丈夫、間違いないと、皆に言い、そういう
関わりをしてきたが、それではいけないとインプロをやって、70歳にして初めて
気づいた。」

インプロは、目の前の出来事に関わる力に、互いの差はありません。
すべての人が同じだけの関わる力が必要になってきます。

いくつになっても、自分発見をできるこの方の言葉は、
その場にいたすべての人々に感動を与えてくれました。

そして、何より、大人の方達のこのような言葉を聞くことが、どれだけ若者達に
とって勉強となるか、肌で感じた瞬間でもありました。

最近、子ども会の所属人数は年々減ってきているそうです。
都心に住んでいると、我々の地域への関心が薄れているのも否めません。

しかしながら、地域には子ども達が学べる交流がたくさん転がっています。

「自分の住む地域を愛し、地域のために活動したい」
そんな想いを持つジュニアリーダー達は、インプロを終えると、
もっと自分から関わっていきたい。
行動を起こしていきたい。
と感想を聞かせてくれます。

「積極的に関わることがたくさんのギフトをくれる」
インプロを通して、そう体感したジュニアリーダー達には、
たくさんの大人と関わって、地域活性化の力となって欲しいものです。

地底に訪れた料理人

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☆キッズクラス発表会のご案内☆
夏休み最後の日曜日に、キッズクラスメンバーによる発表会が行われます。

日時:8月29日(日)11:30~12:30
場所:インプロジャパンスタジオ
※ 観覧無料
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先日行われたキッズクラスでは、子供達の優しさから誕生した物語となりました。

西暦20xx年。
地球は、壊滅の危機に陥った。
突如襲った地割れにより、人類は地底へ落ちて行ってしまっ・・・。

食べるものがなく、パニックを起こす人々達。
そんな姿を見た料理人の三郎は、人々が落ち着けるよう、食べ物になるものがないか、
地底を探索し始めた。

奥の奥まで進むと、何やら人影が・・
しかし、それは地球人ではなく、地底にずっと生息する地底人であった。
三郎の話を聞いた地底人は、ある植物を教えてあげる。

その植物自体は食用ではなかった。
それは、優しい気持ちが周りに溢れると、その空気を吸って、そこに欲しいものが自然と生まれてくるといわれている不思議な植物であった。

それをもらった三郎は、人々がいる集落へ戻った。
しかし、そこは、少しの食べ物に対しての醜い争いが繰り広げられていた。
そのため、植物は枯れる一方であった。

「これではだめだ」
そう思った三郎は、皆に向かって言った。

「このままではみんな死んでしまう。協力して、食材を集め、力を合わせてこの危機を乗り越えないとだめだ!」
彼の姿に胸を打たれ、賛同した人々は、徐々に力を合わせて、食材を集め、それを三郎が料理するという形ができていた。

醜い争いは消え、人々の間に「思いやる」優しい気持ちが生まれてきた。

すると、植物がどんどんと芽が出始め、色々な食材がどんどんと出てきた。
そして、ついには、三郎が今一番欲しいと思っていた、台所までも!!!

そこに、その植物をくれた地底人がやってきた。

「我々でも、欲しいと思ったものが、ここまで出てくることはなかった。地上に住む君達は随分優しい心を持っているのだな」

そう言って、地底人は三郎達に近づいて、彼らがここにいることを歓迎するようになった。

その後、地底では、地底人と地上に住んでいた人々が、お互いできることを発揮しながら、協力して暮らしていくようになったのだった。

学年を越えた交流

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☆キッズ発表会情報
日程:8月29日(日)11:30~12:30 
会場:岩本町インプロジャパンスタジオ
※観覧無料 

☆8月のキッズクラスはこちら
http://www.improjapan.co.jp/company/class_p1.html#kids
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8月29日(日)11:30~、インプロジャパンスタジオにおいて、
キッズクラスの発表会が行われます。
夏休みのキッズクラスは、それに向けて、子ども達も頑張っています!

先日行われたキッズクラスでは、上級生の先輩達が大活躍。
お兄さん、お姉さんが出してくるアイデアを楽しんでいる低学年のメンバー達。
とても微笑ましい光景でした。

この日、とても印象的だった出来事、、
それは、最後に創った物語でのことです。

リス役の上級生2人が、この物語の主役でした。
このリス達は、とてもダンスと歌が上手で、人間達にも教えたいと思っていました。

そこまでのシーンでは、この二人のお話創りが面白くて、
傍観していた1年生の女の子達。
しかし、しばらくしてある少女が私に近づいてきて、耳元でこう言いました。

「私も一緒に踊ってもいい?」

お兄さん達が創ったお話を観ていて、自分も一緒にやりたくなったのです!

「もちろん、出ていいよ!」

そういうと、恥ずかしがりながらも、リスに近づいていく1年生達。
それを見たリス達は、人間の子供達が近づいてきたと喜んで、踊りを教えることに・・・

こうしてお話は動いていったのです。

インプロは、一緒にやるメンバーに制限はありません。
「今」を共有できれば、誰とでも即興でそこに物語を一緒に創り上げることができます。
違う人々だからこそ、影響し合ったとき、そこにこのメンバーでしか誕生しないオリジナルが生まれてきます。

そして、何より「インプロ」は自発的な行動によって創られます。
一緒にやっているメンバーの楽しそうに発信する姿、受け入れる姿が、お互いの自発性を刺激していくのです。

学年を越えて、影響し合っているメンバー達の姿を見て、彼らの成長と逞しさを感じ、益々発表会が楽しみになってきました。

最後に、そのリスのお話をご紹介して終わります。

【タイトル:ニューヨーク】
音楽、ダンスの街、ニューヨーク。
実は、この街にダンスを広めたのは、他でもないリス達だったということは、誰も知らない。

ここは、数百年前のセントラルパーク。
まだ、ダンスというものが、人々に広まる前から、この公園に住むリス一族はいつもダンスと音楽を楽しんでいた。

そこへ、リサとキャサリンという小学生がやってきた。
普段なら人間に見向きもされないリス達であったが、この少女達は不思議な動きをするリス2匹に目が釘付けだった。

初めて人間が興味を持ってくれて、嬉しくなったこの2匹、リスとリス太郎は、少女達に
「一緒に踊ろうよ!」
とダンスを教えてあげることにした。

そして、夜。
「今日の人間達、踊りが上手だったね」
「人間は手足も長いし、尻尾もないから踊りやすそう。昔からずっと続いてきた僕達のダンスを人間達だったら、ずっと大切に上手に踊ってくれるかもしれないね。」
「そうだ!もっと多くの人間達と仲良くなって、彼らにダンスを教えよう!」

こうして、翌日からリスとリス太郎は、NY中の学校へ行き、まずは子ども達にダンスを教えていった。
最初に選んだのは、リサとキャサリンの学校。
彼女達の協力で、休憩時間に先生も含め、学校中皆がダンスで盛り上がった。
これを皮切りに、多くの学校でダンスを伝えていった二人。
気がつくと、30年が過ぎ、彼らはおじいちゃんおばあちゃんに・・・

久しぶりに、セントラルパークに戻ってきたリスとリス太郎。
耳を澄ますと、自分達が教えた音楽とダンスのステップの音があらゆるところから聞こえてきた。

「僕達のダンスが人間達に伝わっていったね…」
使命を果たした二人はこうして、セントラルパークの地で永遠の眠りについた。

そして現代。
今では毎年1回「リスダンスパーティー」がこのセントラルパークで行われている。
リスとリス太郎を偲ぶ、盛大なダンスパーティー。
そこには、もう亡くなってしまったリサとキャサリンの亡霊の姿も…

毎年1回、1日中、多くの人達がリスダンスをこの場所で楽しむようになったのだった。

子どもと大人が共有する空間

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今月もキッズクラスも、先月に引き続き、親子クラスでした。

エネルギー爆発の2時間は、あっという間でした。
子ども達の創作意欲は止まることなく、その勢いにお母さん達も必死に喰らいつき(笑)、みんなで一つの空間を共有して、楽しみました。

優劣なく、それぞれの個性を尊重し合い、生まれたこの空間。
それが、親子によって構成されているとふと思った時、そこに温かい空気を感じました。

本当にたくさんの物語が誕生したのですが、その中の一つだけご紹介しましょう。

それは、ある児童館でのお話。

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ある児童館のおもちゃ箱には、ピヨナという元気なお姫さまの人形がいた。
彼女は、踊りが大好き。

毎日、子ども達や児童館の人が帰り、誰もいなくなると、ピヨナはおもちゃ箱のみんなに声をかけ、舞踏会が始まります。

ある日、新しく入ってきたカンムリ王子。
彼は、とても恥ずかしがり屋で、皆が踊りだしても、動こうとしなかった。
そんな姿をみたピヨナ姫は、彼と踊ってみたいと思って、近づいて行った。

初めて、他のおもちゃに声をかけられたカンムリ王子。
恥ずかしくて下を向いてしまったが、ピヨナ姫は優しい笑顔で彼の手を引き、皆が踊る場所へ・・・
最初は、ぎこちなかったカンムリ王子も、徐々に体が動き出し、二人はどんどん楽しくなってきた。
二人はあまりの楽しさに、朝が来たことに気づかなかった。

そこに、いつも一番乗りの少年ヒロシ君が児童館にやってきて、踊っている二人を見てしまったのです!

ヒロシ君に見られたピヨナ姫とカンムリ王子。
大変です!
おもちゃが動いていることがばれたら、もうこの児童館にいることはできません。

そこで、ピヨナ姫は、ヒロシ君も踊りに誘い、その代わり、このことは絶対に秘密にしてね!と約束をするのでした。

こうして、二人も踊るお友達を増やしたピヨナ姫。

楽しいダンスの時間は、毎日毎日続いたのでした。
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お母さん達の動きをみて、子ども達が物語を創っていきました。

身近な児童館での物語。

皆、ワクワクしたようです。

そして、何より、子ども達が創るお話をお母さん達が楽しそうに演じている姿が、観ていてとても心が和みました。


親子で協力。
お互いの力があってこそ、サポートし合い、誕生したオリジナル物語。

ご参加のお母さんから伺いましたが、お家に帰っても、一緒に創った物語からまた更にイマジネーションが広がって、親子でお話しているそうです。
親子で共通する興味があって、それに一緒に関わるって、素敵なコミュニケーションですね。

7月以降は、発表会に向けてのクラスを開講するため、しばらく親子インプロはお休みですが、また、秋に親子でどんな物語を作ってくれるか楽しみにしています!

「親子で一緒に創る世界」

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先日のキッズクラスは、いつも見学をしているご父兄も交えての親子インプロワークショップ。

子ども達は、お母さん、お父さんを時に引っ張り、時に助けてもらったり、どの瞬間も素敵な笑い声で溢れた2時間でした。

今回のワークショップを通して、ご父兄の方々はお子さん達の発想の豊かさを生で感じただけでなく、たった一つのことで、無限に世界を広げることができ、子どもとその世界を共有して一緒に創っていったことがとても楽しかったようです。
中には、お子さま以上に楽しんでくださったご父兄もいらっしゃったようです。

特に印象的だったのは、親子でスタジオにある小物を一つ選び、その特徴を活かした架空の物語を協力して創っていくというもの。
どちらか片方ばかりがアイデアを出すのではなく、子どものアイデアに刺激され、アイデアを加えるお父さん、お母さん。
そのお父さん、お母さんの出したアイデアを楽しみ、また更にその世界を膨らませる子ども達。
とても仲良く創作しているその親子の姿は、微笑ましく羨ましく思えてなりませんでした。

後半には、この日参加の子ども達が紙芝居の絵の部分を身体で表現し、ご父兄がその絵を見ながら、一行ずつ語って、全員で協力してひとつの物語を創りました。

タイトルは「富士山」。
ここでは、予想もしないファンタジーなお話が誕生しました。
ご紹介しましょう。

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ここは、富士山の火口。
ここには、5億年以上も長生きしている生物がいた。
その名も「アネカリコミュ」。
キングコブラの一種で、この世に3頭だけ存在する。

彼らは特異体質で、雨が降ると魚に、晴れるとトカゲのような形態に変化する。
そんな彼らが好きな食べ物、それは、火口にある溶岩でできた虹色の溶花であった。

ある日、溶花が彼らに向かって話しだした。
「いつも僕達を好きでいてくれて、食べてくれてありがとう!でも、実は僕達、気になっていることがあるんだ。それは、僕達を食べ過ぎると、君の体に変化が起こってくると思うんだ・・」

そう、実は既にアネカリコミュ達の身体に異変ははじまっていた。
それから少しして、彼らの体は溶岩のようにどんどん溶けはじめ、溶岩と一緒に富士山の火口から流れ出そうになってしまう。
必死に岩につかまるアネカリコミュ達。しかし、限界がやってきた。

とうとう彼らは富士山の外に流れ出ていってしまった。その時であった。
溶花の花粉が風に吹かれて、溶けて流れていくアネカリコミュにくっついた。
すると、アネカリコミュの身体にまた変化がやってきた。
花粉とアネカリコミュが一緒になったとき、彼らの身体は、なんと人間の赤ちゃんとなったのであった。

そう、、、何を隠そう、本当の人類の誕生はここにあったのだった!!
我々人類の祖先は、富士山に住むアネカリコミュと溶花であったことは、誰も知らない事実だったのだった。

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当たり前ながら、架空の世界です。
でも、大人も子どももその架空の世界を誰ひとり疑うことなく、どんどん出来上がっていく世界に乗っかり、全員のイマジネーションが混じり合って誕生しました。

もちろん、
「そういうお話は、違うでしょ」
と、子ども達から誕生する物語を否定する親御さんはいらっしゃいません。
お互いの無限のイマジネーションは、刺激し合い育っていったのです。


子どもは大人を尊敬し、大人は子どもの凄さに刺激を受ける。
どちらかのためでなく、お互いにとっての大切な時間。

インプロを通したコミュニケーションは、そんな時間を創ってくれる。
素敵な親子関係を目の前で見せていただき、改めて感じた「親子インプロクラス」でした。

次回6月19日(土)も親子インプロです。
どなたでもご参加いただけますので、是非お待ちしております!

☆次回予定☆
6月19日(土)9:30~11:30
場所:日暮里近辺

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